あいノート

カリフォルニア在住ぼっち主婦の気ままなブログです。

ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?③

↓前回までのお話はこちら↓

 

ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?① - あいノート

 

ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?② - あいノート

 

 

わたしが休学したくなかった理由、それはその学期にしか取ることができない必須のクラスがあったからでした。

わたしが通っていた大学はまあよくある総合大学だったんですが、わたしの専攻の学部はとっても生徒数が少なかったため、決まった時期にしか取れないクラスがいくつかありました。

そしてその学期にとっていた専攻の必須クラスは、なんとこの時期から2年に一度しかクラスを開かないという訳の分からない変更が決まりました。

要するに、この時期を逃せば次に授業が受けられるのが2年後!!(…信じられないだろう?本当の話なんだぜ……)

この時わたしは順調にいけばあと2学期で卒業することができる予定でした。

それを!2年も伸ばすって!!

そんなことがあれば大学院を目指している夫の入学時期を考え直さなきゃいけないし(この時すでに夫は行きたい大学院に目星をつけて大学を卒業してすぐに入学できるよう準備を進めていました)、授業料と家賃だけが無駄にかかってしまう…

というわけで、この状況を夫に説明しどうするか相談しました。

 

いまこの学期を逃してしまったら卒業時期が伸びてしまうかもしれない。

でも、体調が悪すぎて授業を受けて宿題を毎日のようにできる自信がない。

 

夫は話を聞いてくれたあといくつかの提案をしてくれました。

一つはクラスの先生やアカデミックアドバイザーに相談すること。

わたしの大学ではアカデミックアドバイザーという、どの時期にこのクラスを取るのがいいかプランニングしてくれる職員がどの専攻ごとにもいました。

そのアカデミックアドバイザーにいま状況を説明してどうにかして卒業の時期を調整できないか相談してみることに。

ただ、わたしの専攻のアカデミックアドバイザーは何故だかコロコロ変わることが多く、この時もまた新しいアカデミックアドバイザーになっていたのでわたしの今までのクラスの進行具合と今の状況を全部説明しなければいけませんでした。

直接会いに行きたい気持ちは山々だったものの、相変わらずの腹痛があったためメールでのやりとりになりましたが、新しいアドバイザーさんはとっても親身に助けてくださり大変ありがたかったです。

そして、問題のこの学期にしか取れないクラスの先生にもメールをして「できれば2年後にクラスを取るのではなく、卒業に間に合うようにどんな形でもいいのでこのクラスをとらせて欲しい」と交渉しました。

その結果、先生も理解を示してくださり卒業までにそのクラスで出すレポートを全部出してくれたらOKということにしてくれました。

もう、先生方のこのありがたい対応には感謝しかありませんでした。

この時点でお腹も痛すぎて気が弱っていたため、めちゃくちゃほっとしたのを覚えています。

休学の手続き諸々を夫に代理でしてもらい、今後のクラスの予定もアドバイザーさんと協議した結果、もともと予定していた卒業時期から2学期後には卒業できる見込みになりました。

夫も大学院の入学時期を伸ばす代わりにインターンシップを入れることになり、同じ時期に卒業できるように調整できることに。

よかった、よかった。

 

とりあえずクラスのことはクリア、あとはこのお腹の痛みがどうにかなれば…と思い、毎日のように「お腹の痛みに耐えられますように」とお祈りする日々でした。

そんなある日、なんと突然お腹の痛みが全くなくなるという奇跡が…!!

昨日までのお腹の痛みが嘘のようになくなり、その日は超ハイテンションで1日を過ごしました。

相変わらずつわりで吐きまくっていましたが、お腹の痛みがなくなって心配事がたったの吐くことだけになったわたしは、この時本当にご機嫌でした。

人間、痛みを経験し続けると「辛い」の感じ方が随分変わるんだなあと今は思います笑

とにかく今でもこの当時あった「謎のお腹の激痛」は人生の中で2番目に痛かった経験になりました。

(栄えある(?)一位は手術後の傷の痛み)

 

しかし、お腹の痛みが無くなればもうハッピー!なんでも乗り越えられる⭐︎

…なんてことにはならないのでした。

 

つづく…