ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?⑥
↓前回までのお話はこちら↓
ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?① - あいノート
ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?② - あいノート
ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?③ - あいノート
ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?④ - あいノート
ハワイで出産!と、思いきやまさかの手術!?⑤ - あいノート
手術後の本番はこれからだ……!!!
リカバリールームで目覚めたことを確認された後、わたしはガラガラとお部屋まで移動されました。
お部屋は2人部屋で、日本人の方が同じ部屋にいたようです。(全然話すことはなかったんですが、たぶん保険の話を誰かとしていて、それが日本語だった)
部屋に着いたあとも本当に眠たくて、すぐ眠ってしまった気がします。
この時の写真を父が撮っていたんですが、今見るとなかなかにわたしが脱力していて麻酔の効き目がよく分かりますね。
とにかくその時はもう眠たくて仕方なかったし、麻酔のおかげで傷の痛みも何も感じませんでした。
わたしの手術があったのが結構朝早くで、終わったのが昼近くだったと思うのでその後寝てから数時間は家族がそばにいてくれました。
それでも面会時間が終わると家族は帰り、わたしはひとり(実際には同室の人とふたり笑)部屋でぼーっとしていました。
最初こそは麻酔がまだ効いていたので痛みも何も感じませんでしたが、時間が経ってくるとどんどんと傷口が痛みはじめました。
その痛みといったら!!!
もう初めて経験する痛みでした。
「痛みで顔が歪むというのはこういうことか」と頭のどこかで冷静な自分には笑ってしまいましたが、笑った瞬間めちゃくちゃ衝撃が走ります。
「!?!?」
そう、笑うということは体が動くということ。
この時わたしは笑うというちょっとした衝撃さえも強烈な痛みを起こすようになっていたのです。
夜中になると痛みは最高潮になり、もうじっとしていても痛い。
他のことを考えて気を紛らわせようとするも、そんなことできないくらい痛みが襲ってきます。
「痛くなったらナースコール押してください」とは言われてたんですが、この時わたしは何を思ったのか「きっと看護師さんみんな忙しいのに呼んだら迷惑かもしれない……」と意味のわからない気遣いを発揮し、結局1時間くらい耐えていました。(後にこのことを夫に話したらめちゃくちゃ怒られた笑)
1時間ほど耐えてはいたものの、あまりの痛さに流石に耐えられなくなりナースコールを押しました。
痛み止めをいただいたものの、痛みはちょっと軽くなっただけでやはり痛いという感じは少しありました。
結局、夜もあまり眠れないまま、朝の6時ごろに担当の先生登場。
おっとりしたおじさん先生、めちゃくちゃ朝早いな!?と驚きつつ、手術の傷口を確認されます。って……
え、ちょっと待って先生、なんかめちゃくちゃ傷口押してませんか!?!?
いたたたたたたたたた!!!!!!
めっちゃ痛いんですけどなんでそんなに押すんですか!?!?!?!?
…多分触診でもそんなに強く押してないと思うんですけど、そんな少しの衝撃にも耐えられない体。
なんて弱ってしまったんだ……泣
手術後すぐの食事は麻酔がまだ抜けていなかったため流動食でしたが、少しずつ固形のものが増えはじめました。
食べるのだって一苦労で、終始「あれ…?食事ってこんな重労働だったっけ…??」と思いながら食べつつ。
それでもまだこれはほんの序の口なんだと気づくのはその食事の後なのでした……
続くっ!