アメリカの歯医者さんって本当に高い!②〜見積もり編〜
こんにちは、あいです。
前回の続き、アメリカの歯医者さん事情です。
↓前回の記事を読んでいない方はこちら↓
アメリカの歯医者さんって本当に高い!①〜事の発端編〜 - あいノート
歯はどんどん痛くなってくるのになかなか夫に言い出せない…
それにはアメリカの医療の現実的な問題がありました。
医療費が高い
アメリカの医療費が高いことは聞いたことがある人もいるはず。
日本のように国民健康保険がないアメリカは、ほとんどの場合個人で健康保険に加入しなければなりません。
働いていれば会社が保険を用意してくれるところもあるらしいですが、わたしたち夫婦はビザの関係で基本的に働けないため個人で健康保険に加入していました。
ところが健康保険と歯科保険はアメリカではまた別物。
しかも歯科保険は通常加入してから6ヶ月経たなければ使えないので、必要な今頼んでもすぐに使えない!
どうしよう…絶対高い……
以前、別の病気で大金を使ってしまったわたしにとって、また自分のせいで大きなお金を払わなければいけなくなるかもしれないというのはとても気がひける事でなかなか夫に言いだせませんでした。
意を決して、いざ歯医者へ!
なかなか言い出せないとはいえ、歯の痛みは日に日に増すばかり。
意を決して、夫に相談しました。
あい「あのー、歯が痛いから歯医者に行きたいんだけど」
夫「歯痛いの?でもお金が…」
やっぱそうだよね!!!
現実問題、お金がかかるのは明らか。
しかも夫は大学院留学生の身のため、勉強に追いつくため働いていないし、わたしも奥さんビザのため働けない。
収入源がないわたしたちにはとても難しい状況です。
結局、保険なしでどれくらいかかるのか見積もりを出してもらうため歯医者に行きたい旨を話し、いざ歯医者に行くことに。
今住んでいる地域のいい歯医者さんもわからないので、とりあえずGoogle検索で評価が高く安めのところを探します。
結構Googleはレビューが多く書かれているので、何も知らないところから始めたわたしにはとても助かりました。
良さげな歯医者さんを見つけ、早速予約をする事に。
まず予約の段階でびっくりしたことが!
それが、メールで予約ができること。
わたしは電話で英語を話すのがすごく苦手で(電話は音質が悪かったりして聞き取れないことがあるから)できれば電話したくない人間なんですが、わたしがかかった歯医者さんはとても近代化が進んでいてメールでの予約ができました。
それだけでも「すごい、この歯医者さんはいいなあ」と思っていたんですが、歯医者さんに行ってみるとさらにびっくりすることが!
受付に「Welcome,あい」って書いてある!!!
驚きすぎて2度見しちゃいました(笑)
とってもスタッフさんたちも愛想が良くて嬉しかったのもつかの間、レントゲンをいくつか取った後に先生に言われたことにわたしの気分はだだ下がりになりました。
なんと、日本で治療した歯は歯医者さんの治療が悪く被せ物と歯の間に隙間があったため虫歯が進行しており、Endodontistという専門の歯医者さんに治療してもらわなければいけないこと、TMJ(顎関節症)だという事、そして歯周病の治療もしなければいけない事を一気に言われ、もう頭が追いつきませんでした。
それに追い打ちをかけるように手渡された治療代の見積書。
合計金額はなんと70万円越えでした。
※実際の請求書
あっけにとられるわたしと夫。
これはもう日本に帰って治療した方が安いレベルです。
どうしよう、どうしたらいいんだろう。
日本で治療した方が安いのは間違いない。
でもそうしたらまた夫と離れて暮らすことになるし、もうこの神経を抜く治療は調べて難しいことはもうわかってる。
果たして日本で治せる歯医者さんが実家の近くにあるのか?
いろいろ悩んだ末、わたしたち夫婦は一大決心をします。
どんな決心をしたかというと…
と、長くなったので続きはまた次回!