アメリカの歯医者さんって本当に高い！④〜日本と違う！endodontist編〜

こんにちは、あいです。

早速いってきました、アメリカの歯医者さん！

もう日本と違うことが多すぎてびっくりしました！

今日はわたしが治療を受けたendodontistという歯医者さんの体験を書いていきたいと思います。

endodontistは神経を抜く治療を専門としている歯医者さん。

その治療方法は素人のわたしから見ても日本のものとは違い、びっくりすることばかりでした！

↓前回の記事を読んでいない方はこちら↓

アメリカの歯医者さんって本当に高い!①〜事の発端編〜 - あいノート

アメリカの歯医者さんって本当に高い！②〜見積もり編〜 - あいノート

アメリカの歯医者さんって本当に高い！③〜アメリカの歯医者に決めた理由編〜 - あいノート

コップがない！

まず一つ目、治療イスについてすぐ思ったことがこれ。

コップがない！

歯医者さんに行くとこういうイス必ずあるじゃないですか。

そして歯科衛生士さんがコップを持ってきてくれたりしますよね。

でもそもそもアメリカにはそれがなかった。

え、口ゆすぐ時どうすんの…？

ドキドキしていたら、歯科衛生士さんに「口開けて」と言われました。

言われた通り口を開けると、よく歯医者にある水を出す機械(治療中にゆすぐために使うやつ…分かるかな？笑)で口の中に水を入れられました。

初めてこんなことされたため、口を開けながらきょどるわたし。

続けて歯科衛生士さんが「口の中をゆすいで」と言ったので、言われた通りにします。

程なく、よくツバを吸ってくれる吸引機がわたしの口に入れられました。

しかも衛生士さん、「口閉じて、歯も閉じて。完全に閉じて」と続けます。

え、完全に閉じるの？！なんで！？

どんどんテンパりながらも言われた通りにすると、あら不思議！

一瞬にして口の中の水がなくなりました！

なるほど、確かに口を閉じたほうが効率がいい。

勝手がわからなくて最初はびっくりしましたが、治療の最後の方では躊躇いもなく口の中の水を吸われていました。

各治療イスにレントゲンカメラが付いている

最初はなんで各イスについてるんだろう？と思っていたのですが、治療が進むとその理由がよくわかりました。

わたしの歯の治療は神経を抜く、しかも奥歯で治療しにくい場所だったそうなのですが、神経がちゃんと抜けたか確認するのはなかなか肉眼では難しいと思います。

そこでアメリカの歯医者さんでは治療の途中にレントゲン写真を撮り、ちゃんと正しい処置がされているかどうかを確認していました。

こういうのが標準だからアメリカでの神経治療は再発が少ないんでしょうね。

患者としても移動をする必要がないのでとても楽でした。

レントゲンは治療前に取るだけのものだと思っていたわたしにとっては、このアメリカの歯医者さんのレントゲンの使い方がとても新鮮で、治療後に治療中撮っていた写真を見せてもらいました。

ラバーダム治療

日本ではあまり耳馴染みがありませんが、アメリカではこのラバーダム治療と呼ばれる治療が主流です。

要は、治療する歯とそうじゃない歯をゴムで遮断し、治療中に他の歯から細菌など受けないようにする方法です。

また、治療前に水しぶきなどが目に入らないようにサングラスみたいなものを渡され、治療中ずっとそのサングラスもかけていました。

こうする事によって歯医者さんも治療しやすくなり、また他の歯からの影響も考える必要がないのでいい話ですよね。

いい写真が見つからなかったので画像がありませんが、Googleなどで「ラバーダム」と検索してみたら日本の歯医者さんでも説明のコラムを載っけているところがありますので、詳しく知りたい方はそちらをどうぞ。

ちなみに日本ではこのラバーダム治療は少ない数の歯医者さんでしか行われていないようです。

というのも、このラバーダム治療は保険外なんだそうで…。

みんながお金をかけてまで受けないであろう治療を学ぶのにはなかなか勇気がいるでしょうし、これが日本の歯医者さんでラバーダム治療が標準にならない理由の一つなのかもしれませんね。

それにしてもアメリカの歯医者さんは本当にちょこちょこ違うところがあってびっくりしましたがとてもいい経験になりました。

さすが医療大国、アメリカの歯医者さんの方が日本より進んでいるなと感じました。

ちなみにこの治療でかかった金額は約10万円。

ひえ〜、高い！泣

でも本当はもっとお高くなるはずだったので、もう本当ディスカウント様様です。

今週また他の歯の治療があるので、そちらも頑張ってきます！